勉強会

毎週金曜日は KALの勉強会としているので 今日もまた3人で集まった。

私以外の二人は 違うサイズの編み針で新しいスワッチを再度編んでいた。二人とも ぴったりと体に合うサイズに仕上げることが希望で、今のゲージでは 16目パターンの繰り返しの関係らしく、ゲージを変える方法で行く様子。

私は 昨日のオンラインミーティング(http://d.hatena.ne.jp/Yumiko-A/20100520:Title=5月20日の日記)中のシャーリーの反応で 自分の緩めのゲージが気になっていて、もう一度よく見てみたら、ものすごい単純な間違いをしていることに気がついた。ゲージの数が違っているなんて。。反省し、きちんとしたゲージ数を計算しなおし 製図を作った。製図、ボディ寸法、スケッチがすべて仕上がったので 今日中にシャーリーにメールで送ろうと思っている。OKが出たら いよいよ編み物ができる。うれしいな。

このKALで 数字や体の寸法にあうことに注目しての製作をしてみて、私のデザインスタイルとは対照的だと実感した。体に合わせたものを作る大切さを学ぶこのKALで 自分のデザインを振り返って考えることがしばしば。。。。私の通常来ている洋服たちは 私は体に合うという視点よりも 素材や色使い、異素材の面白さや気軽さなどの方が優先して選んでいて、製作するニットデザインも 全く同じようなもの。
そして 思い出したのは、1月のニットファッションショー。しっかりした編地としっかりとしたシルエットが重なっているデザインは 大きな拍手を浴びていた。あの時 感じた 気持ち。。自分の目指す方向がどちらか はっきりと気がつけた 嬉しさの中での 隅にあった複雑な気持ち。 

体にあうということは とっても大切。自分で書いた製図を見ながら、この製図を自分スタイルに想像してみる。他のデザイナーがこの製図を見たら、どのように変えるのかな。シャーリーが繰り返して言う 数字の大切さを聞くたびに、シャーリーのデザインスタイルを追求しているデザイナーとしての姿勢は すごいと思う。