[お仕事]

今日は 今まで一緒にがんばってくれてたアシスタントとの最後の編み物の日。

アシスタントを考え始めたのは 私の本の出版が決まった時に 毛糸会社から そうしたほうがいいという提案がきっかけ。
それまで 1から10まで一人でしてきた私にとって 自分で手をつけない部分があるってことが 私の中でどう消化されていくのか 気になりながらも
12ヶ月という期間で本のためにデザイン20個、そして 通常出してきているデザインも同時進行で進めるには 一人で こなして行く事はできないと思い
一気に 二人のアシスタントと週に一度 一緒に 編み物をすることになった。

二人とも セーターなどいつも編んでいるといったベテランニッターではないけれど、編み物が大好きで、
とにかく 一生懸命に ひとつひとつ 丁寧に仕事をこなしていくのが 何よりもいいと思った。
二人が手伝ってくれたことによって
作品の仕上げのスピードを早くしてくれたこと以外に
二人からの ちょっとした質問や デザインに対しての感想など、細かく直接伝わってきてこと、
ゲージや 編地の雰囲気の違いが 人それぞれ 大きく違うことも よく理解できて
作る側の立場からデザインを考えるようになって
想像していた以上に 私に大きなプラスを残してくれた。

もちろん 一緒に編み物を楽しめた時間もいい思い出のひとつ。

一人は1年前に 引っ越してしまい、もう一人も 今月引っ越し。
お別れは本当に寂しい。
また 一人での作品つくりの生活。
がんばらなくっちゃね。