Yumiko-A2009-06-27

息子たちは 今日で9歳。子供の誕生日は母親にとっても特別な日。いつも前日から 陣痛がこの頃から始まったとか、病院に行く車の中、破水したときのこと。時計を見るたびに思い出して その日の自分の気持を思い出す。
双子のために 早めに生まれる可能性が高く 私も予定日より6週間も早く陣痛が始まった。自分では気付かないほどの陣痛だったけれど 検診で陣痛が始まっていると言われて病院に向かった。まだ早いから、、、と薬で陣痛を止めたけれど、家に帰っては翌日にまた陣痛が始まり、また病院に戻りを繰り返した。
そして あの日も それまでよりは強い陣痛を感じながら、どうせ今日も出産にはならないと思い込み 荷物も持たずに病院に向かった。では 出産してしまいましょう、とのドクターからの話。かばん、かばん、、、と夫に頼むと 夫は友達に頼んで持ってきてもらおうという。でも 荷物の中には 大好きなアニマルクラッカーやチョコレートは入っていたものの 最後に入れようと思っていた着替えは何もはいっていなくて 夫の友達にそれを細かくお願いすることに・・・夫の友達がクローゼットの中から私の洋服を選んでもってきた。そして友達たちは病院に到着すると陣痛部屋のなかで 出産祝いと いつも集まると必ず始めるトランプゲームをした。ここで トランプかあ、、と陣痛を感じながらも 不思議な光景に驚いた。
義理の両親も到着。夜中だったので 義母は目覚ましにコーヒーを飲みながら。このコーヒー すご〜く いい香りで コーヒー好きの私にはたまらない香りだった。けれど 私は出産まで何も飲食してはいけないとのことだったので 出産後の初めての一口は 絶対にコーヒーにしようと決めて我慢していた。産後に すぐ夫に近くのスターバックスでコーヒーを買ってきてくれたっけ。
無痛分娩だったので 痛みや大変だったことは記憶に無く、周りの様子のことばかり記憶にある おかしいなあなんて思うけれど、私にとっては 人生で絶対に忘れない大切な日。
その日から めちゃくちゃ忙しい毎日が始まったので、それからのしばらくの月日はあまり記憶になし。

未熟児サイズで産まれた息子たちも今は 標準を大きく上回るほどまでに成長した。
来年の今日もまた 同じことを思いながら 過ごすのかな。