セーター

Yumiko-A2007-10-07

今パターン用のセーターを編んでいます。
このオレンジ色のセーターは16年前に作ったもの。素材はコットンです。蒸し暑い日本では厚地のぼってりとしたこのサマーセーターを着ることは少なかったけど、乾燥したここアリゾナ地域では このセーターは大活躍しています。ざっくりと着るのが好きなアメリカ人にとても好評でこのパターンを販売してほしいっていう希望が多く、アメリカの毛糸を使って編むことになりました。

今回選んだ毛糸はワイン色で素材はBamboo。Bambooって竹ですが、ここ数年アメリカで大人気の素材です。竹??って思ったけど、手触りは柔らかく気持ちのいい素材。私にとっては はじめての素材です。竹以外にもSeaShell(貝殻)とかCeramicという素材の毛糸も売り出されていまう。
オレンジ色のセーターと全く同じゲージだったので全く同じサイズ(目数、段数)で記録を基にしてすらすらと進み 身頃と袖一本がつながった時点でとりあえず試着。着てみると全く違う感じ。ダラーンとしていて誰かの洋服を借りて着てしまったのかのよう。
オレンジのセーターは綿で形がテーブルの上においた形のままを保っているのですが、ワイン色のほうのBambooはテーブルに広げた形よりも下に引っ張られるような感じ。コットンのドレスとレーヨンのドレスが着たときのイメージが違うように。。。そで下あたりのところまでほどいて調節しなくてはならなくなりました。
素材が違うだけでこんなにも変化するなんて、私の未知なことが多いことを知らされる毎日。きっと仕事として編み物をしていなかったら、挑戦もしなかった毛糸たちがいっぱい。今後 驚かされることがいっぱいありそうです。