[その他]母の作品とギャラリー

私の母はファイバーアーティスト。私は美術館に行っても 絵のこともよくわからないし、立体的な作品を見ても ぴんと来るものがなくて アートというものがまだよくわかっていません。でも母の作品だけは別で、見るたびに心が動かさせます。それは母の作品だからというわけではなく、きっと私はその作品たちが本当に好きなのだろうと思う。 母の作品は母そのものが表現されたもので、優しさと柔らかさ そして秘めた強さを感じます。
先日 Terryの作品をおいてあるギャラリーで母の作品をみたいという話があったので 今日 母の作品写真のアルバムをもって足を運びました。オーナーは母の作品に本当に感動して、母をアーティストとしてギャラリーに迎えたいということになりました。オーナーの"迎える”という気持ちの現れは 母の作品をどのようにギャラリーにおいていきたいかというアイディアに良く現れていました。ギャラリーの入り口にてプライベートショーのアイディア、こちらのアーティストたちを招待して母を囲んでのパーティ、他の州への作品発表の可能性など、、、本当にうれしい話でした。母の作品はどこでも感動を与えるものって思っていたので、不安はなかったけど、母の希望であった アーティストとの交流の実現もでそうで、今日は本当に本当にうれしい一日だった。

先日 母から今までの作品写真のアルバムが届き、母がどのように時間を過ごして、作品つくりと向き合ってきたかがわかりました。今 私は子供2人の母親であり、母の気持ちが少しずつわかり始めてきました。子供を遠い海外に送り出す母の気持ちが今は当時と違う意味でわかってきたように思います。私が今ここで母に何ができるのか。そんなことを考えていたこの頃です。